<独学の道>

税理士試験 1年目

会計学に出会う

診断士でもあるので会計に強いシステムエンジニアと自負していたのだが、 会計学という学問に出会って、会計が強いなんて凄いうぬぼれがあったことに今更ながら気づいた。

少し勉強してみようと手にした本がこちら。これで財務諸表論の骨格がつかめた。

基本書的な位置づけであって、だんだん物足りなくなる。

日商簿記1級なら、簿記の最高峰だし、会計学も範囲になっているため、情報収集して集めてみた

問題集も見る限り、特にストレスなく解けそうな気がする。いけそうだ。

でも、どうやっても工業簿記がなじめない。

そんな中、書店で手にした会計人コース2018年9月号。

なんか、税理士試験の方が向いている気がしてきた。

税理士を目指すというよりは、会計学を勉強した結果をカタチにしたいと思った。

よし、はじめてみるか・・・

まずは会計人コースの定期購読を申し込む。

テキスト

先に手にした「財務会計講義」は版数も古いし、内容も薄い気がしたので、八重洲ブックセンターでどのテキストが良さそうか1時間ほど悩んでみた。

その結果、この書籍が一番難しそうだと思われたので、ちょっと高いがこれにした。

Ⅰ基本論点編

2分冊のⅡ応用論点編。

この二冊を秋から通勤時間の間にひたすら読み込んだ。

最初はなんだか理解できず、2回目、3回目となると段々理解できるようになってきたから不思議なものだ。

結局、自宅で開くことはなかったが、4、5回は読み込めたと思う。

会計人コースの年間購読を申し込むとおまけでもらえたもの。

税理士試験の財務会計論には必須的なことをどこかで聞いていたので入手したものの

なかなか読み込むことはできないので、テキストで見た会計基準等を自宅で確認する程度にしか使用しなかった。

簿記論

日商簿記2級ははるかかなたの昔に取ったので、ほぼ覚えていないため、 会計人コースの簿記論の連載を丁寧に消化していこうと思ったものの、ちょっとほっておいたら、もう次の号が到着したりしてだんだんやらなくなってしまった。

そしてぐずぐずしているうちに、GW過ぎて税理士試験の申し込みをしてから、ようやく本格的にやる気になった。 問題集はTACを揃えてみて、簿記論はひたすら問題を解いた。

とは言っても時間がなかったため、この問題集は1回転+αくらいしか解いていない。

総合問題対策もやらなければならないので、この基本編を2回転はやった。

そして総合問題の応用編も2回転はやったと思う。

でも一番の功労者は、この「解き方」だ。

これのおかげで総合問題の解き方が身についた。

そして過去問は時間がないため1回だけ解いてみた。

財務諸表論

財務諸表論は、通勤時間の暗記と問題集から攻めたものの、

時間の制約からこの個別問題集は、ほとんど手を付けることができなかった。

この理論問題集は1度も手を付けることができなかった。

財務諸表論の総合問題は簿記論の総合問題に近いので、基礎編でなんとなく違いを身に着けようと思った。

応用編は購入すらしなかった。

模試

6月 TAC全国公開模試 早稲田大学 

●簿記論 C判定
●財務諸表論C判定


7月 大原全国公開模試 水道橋校 
●簿記論 C判定
●財務諸表論C判定


いやいや全く歯が立たない。

最後の仕上げ

予想問題集を解くものの1回しか消化できなかった。

本試験  (2019年08月06日)

東京外国語大学 

晴天でものすごく暑かった。

不思議と緊張はなかった。

自己採点

●簿記論 58点
●財務諸表論56点


さぁぁどうなるか・・。

来年の対策

試験が8月に終わり、12月まで4ヶ月もあるので

法人税のテキストを集めてみる

独学者にはありがたい教材だ。

あれ?税理士目指すんだったっけ?

結果  (2019年12月13日)

残念。届かなかった。

●簿記論 56点
●財務諸表論51点


簿記論あと少し。ふぅ~

5月スタートは遅かったか。

来年は4月スタートにしてみよう。